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コラムColumn

自宅でも最高の音響品質を叶えるオーディオ

ご自宅で、映画鑑賞、音楽鑑賞、ゲームを楽しんでいる方、多いかと思います。

「もっとその世界観に入り込んで、臨場感を味わいたい」そう思ったことはありませんか?

右から左へ車が走り抜ける音の動き・・・
上の方から聞こえる風の音、下の方から聞こえる水の音・・・
本当に後ろから声をかけられているような感覚・・・

 

実は、テレビや音楽再生機器(iPhone、iPod、MP3プレーヤーなど)やゲーム機そのものから発せられる”音質”には限界があります。

多くが生の音源を配信用に機械処理し、各デバイス対応サイズに圧縮して配信されています。
つまり、私たちが日ごろ耳にしている音は、作り手が丹精込めて作り上げた100%が届いているわけではないのです。

オーディオ機器をバージョンアップすることで、より音に立体感を感じ、まるでその場に自分がいるような体験ができます。

 

今回は、自宅で最高の音響品質を叶える、オーディオについてご紹介します。

 

①そもそもオーディオって、どんな役割をするの?

 家で映画を見る、ドラマを見る、音楽番組を見る…
 音は、テレビ本体に内蔵されたスピーカーから発せられています。

 しかし、「オーディオシステム」を導入すると、音の再生に長けた機器が音を処理し、音を発することに長けた機器が音を発します。
 つまり、テレビ(モニター)は映像を見せる専門家、オーディオシステムは音を聞かせる専門家として、それぞれのプロフェッショナルに役割を任せるということです。

 こう聞くと、映画、ドラマ、音楽番組…映像と音楽と同時に楽しむ作品は、 オーディオを導入していないだけで損をしているような気になってきますね…

 

②オーディオシステムって、どんなもの?

 オーディオシステムは、音を発信するための個別の役割を持った機器が必要になります。

 プレイヤー / アンプ / スピーカー

 この3つの機器は「ピュアオーディオ」と呼ばれています。

 ★プレイヤー ・・・ CDやレコードなどの音源を再生する機器
 ★アンプ ・・・ プレーヤーにより入力された信号の増幅や切り替えを行う機器
 ★スピーカー ・・・ 音を再生するための機器

 テレビと接続することで、これまでテレビから出ていた音源はピュアオーディオを通じて再生されます。ほとんどが、HDMIケーブル1本を用意すれば、簡単に接続できます。

 

 また、近年はワイヤレス化(無線化)や、パソコンやスマートフォンなどのデバイスとの接続も可能になりました。「ネットワークオーディオシステム」と呼ばれ、上記のピュアオーディオに加えて、以下の機器が必要になります。

 パソコン / スマートフォン・タブレット / Wi-Fi / NAS(ミュージックサーバー)/ Hub

 ★パソコン ・・・ インターネットでダウンロードした音楽を、BluetoothでHubと接続し、再生することができる
 ★スマートフォン・タブレット ・・・ アプリをインストールするとリモコンとして使える。また、パソコンと同じくインターネットでダウンロードした音楽を、BluetoothでHubと接続し、再生することができる
 ★Wi-Fi ・・・ 無線LANとして電波を発信するため、ワイヤレス機器に対応できる
 ★NAS ・・・ 音源を収納・データベース化して、ネットワークオーディオプレイヤーに配信する機器。=ミュージックサーバーの役割。
 ★Hub ・・・ オーディオ用の通信と無線LANなどの通信を切り分ける役割を持つ機器。通信の集中を解消し、大容量の高品質データもストレスなく楽しめます。

 

 これらの機器を設置すると、より臨場感あふれる音響となり、映画やドラマ、ゲームの世界に入りこんだようなリアルな体験をすることができます。

 

③機械多くない・・・?

 多いですよね、、、しかも有線の機器の場合、それぞれをつなぐよう配線しなければいけません。
 その面倒さと見た目の美しくなさを解消するため、ワイヤレス化が進んでいます。

 

④オーディオシステムの選び方って?

 オーディオシステムを選ぶ時に重要なのが、スピーカーです。
 スピーカーのスペックが音響を大きく左右します。

 しかし、大切なのはスペックだけではありません。
 スピーカーを置く位置も重要なので、そのスペースを確保できるかどうか、つまりは部屋の広さ等も重要になります。

 ★5.1chとか7.1chとかって何?
  …スピーカーの数と配置によって作り出す音声の記録再生技法のひとつ。
   2.1chは、2つのスピーカーで左右の広がり+重低音のみを再生するサブウーファーと呼ぶスピーカーを追加。
   3.1chは、2.1chにさらにフロントセンタースピーカーが追加。
   5.1chは、さらに後方にも左右2本、合計で5つのスピーカーが観る人を囲うように配置されるため、映画館さながらの立体的な音響が家庭で実現できる
   7.1chは、ブルーレイから可能になった、5.1ch+左右に2本スピーカーが追加された配置。音の立体感だけでなく、密着感も感じられる

 

⑤部屋とオーディオの関係性

 高品質な音質で楽しみたい方には、部屋のつくりも要注意。
 「良い音~」とついついボリュームを上げてしまうと、音漏れにより近隣住民の方とトラブルになる可能性があります。
 特にマンションにお住まいの方、お隣が非常に近いので、音量には十分ご注意ください。

 

⑥思い切って、自宅にシアタールーム作っちゃう!?

 ザウスがプロデュースした建築家と建てる家の中にも、「ホームシアターや楽器を思う存分楽しみたい!」というご要望から生まれた家があります。
 
 「河南町の家・大阪」 http://www.zaus-co.com/case/view/vi001.html


 
 こちらの住まいは、当初からスタジオを作りたいという要望を元に土地探しからスタートし、大阪と奈良の県境に近い、自然あふれる土地に平屋建てとして完成しました。
  
 リビングには、大型スクリーンのあるホームシアターが設置されており、大きな窓には遮光能力の高いロールスクリーンをくくりつけ。
 趣味の音楽活動を近隣や家族に気兼ねなく思い切り楽しむため、プロ並みの防音性能を誇るスタジオを実現しました。

 設置されているオーディオシステムは、メーカーの担当者がカスタムメイドし、チョイスしたもの。家のテイストを崩さないよう、入念に検討して選んでくれたそうです。

 好きなことを思い切り楽しむ家、ザウスにご相談いただければ、建築家と共にご要望を実現する家づくりを行います。

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