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コラムColumn

【建築主の声】建築のプロにすべてを委ねて理想のガレージハウスを実現。法隆寺のガレージハウス・奈良

「普通の家を建てるつもりはなかった」

所在地/奈良県
敷地面積/200.07㎡(約60.5坪)
延床面積/138.9㎡(約42.0坪)
ガレージ/50㎡(約15.1坪)
ビルトイン台数/2台
愛車/2006 年式 スバル・フォレスター、2008 年式 ダイハツ・タントカスタム、マーキュリー ジャビル(ボート)

 

半年前に完成したばかりのNさんのガレージハウスは、
のどかな田園風景の中で、ひと際、目立つ存在だ。
憧れのガレージハウス実現のために、Nさんが選んだ住まいづくりのパートナーは、
数多くの実績を持つ住宅プロデュースの『ザウス』。
この家は『ザウス』サポートのもと、建築家、施工会社とともに実現した、まさにNさんの理想の家だ。

雑誌 ガレージのある家 vol.23 掲載
photo / 平野 和司 text / Natsue-ISHIKURA(石倉夏枝)


普通の家では物足りない住まい手の個性を存分に発揮。近くには世界遺産の法隆寺など歴史ある建造物が点在し、のどかな田園風景が広がるこの場所にNさんのガレージハウスがある。クルマ2台と趣味の釣り用ボート1艇が横列にゆったりと納められた広いガレージと、2 階LDKの大きな開口部が印象的で、この辺りではひと際目立つ家だ。
 
▲ 上の写真。真っ白な外壁と大きな開口部が印象的なN邸。バルコニーは設けずに、すっきりとした外観デザインを施す。ガレージ前のアプローチはボートの納車がしやすいようにと、広めに。
 
「普通の家を建てるつもりはなかった」と話すNさん。憧れのガレージハウス実現のため、住まいづくりのパートナーに選んだのは、数多くのガレージハウスの実績を持つ住宅プロデュース会社の『ザウス』。そして、設計はシンプルなデザインを得意とする建築家・田中幸実さん。3人の建築家によるコンペシステムが好評な『ザウス』だが、あえてNさんは経験豊富で海外留学の経験もあるベテラン建築家、田中さんに住まいづくりを任せることに。
 
▲ Nさんの要望のひとつである螺旋階段があるギャラリー。ここで友人たちとガラス越しにボートを見ながら、趣味のクルマや釣りの話題で盛り上がるそうだ。
 
Nさんの住まいづくりの要望は、クルマ3台(内、ボート1艇分)が横列駐車できるガレージがあること。しかし、木造では間口の確保が難しく、また、鉄骨造やRC造では大幅にコストアップが見込まれてしまう。そこでザウスの担当プロデューサーが提案したのが「門型フレーム」だった。
 
門型フレームは梁と柱が一体となった部材で、狭小住宅などの限られたスペースでも大空間を可能とするもので、最近では、広い間口を必要とするビルトインガレージで採用されるケースも増えている。N邸もこの工法の採用により、木造建築でありながら1階ガレージ、2 階LDKともに大空間が実現できた。
 
これらを盛り込んだプランを初めて見たNさんは、「理想通りでした。3台分の駐車スペースはあるし、シンプルなデザインだし。予算の点から諦めていた螺旋階段もありましたから(笑)」。
 
▲ 釣りを始めてかれこれ20年ほど。3艇目となるこの大きなボートを牽引して琵琶湖まで行き、バス釣りを楽しむ。
 
▲ 木製の門型フレームを部分的に取り入れることで、広々とした駐車スペースが確保されたガレージ。ボートを納めるために、ガレージの床とアプローチの勾配には細心の注意が払われている。
 
その後の打ち合わせも順調に進み、工事請負契約も締結したものの、接道する道路の工事や申請のため半年ほどブランクが空いてしまう。しかし、この間もNさんの理想はぶれることなく、不安もなかったと話す。「毎日のように図面を眺めては、ここには何を置こうと楽しみにしていました」。
 
▲ 奥様の要望で実現したオープンキッチン。ご夫婦の会話も弾み、ときにはご主人がキッチンに立つことも。キッチンは田中さんによるオリジナルデザイン。
 
この期間を経て、ようやく完成したN邸。自身の住まいづくりを振り返れば、『ザウス』にプロデュースを依頼した価値は十分にあったという。「こうして田中さんに導いてくれたのもザウスの担当プロデューサーですし、『ザウス』に依頼してよかったと思います。私たちはただ要望を言うだけ。あとはすべて『ザウス』と田中さんにお任せしました」。田中さんも「ザウスプロデューサーが入ることで、施主の要望が明確になって分かりやすい。その分、私たちはデザインに集中できます」と、『ザウス』のプロデュースに太鼓判を押す。
 
▲ 1階のガレージ同様に、門型フレームを採用したことで大空間を実現した2階のLDK。異なる素材がバランスよくデザインされた室内は、シンプルでモダンな空間に。
 
以前は、アパートから少し離れた場所にガレージを借りて、そこでクルマをいじったり、作業していたというNさん。今ではそんな行き来もなくなり、とてもラクだとか。これからはもう少しガレージの中を機能的に使いやすく、そして、ご夫婦そろって趣味のバス釣りを楽しむそうだ。
 
 

ガレージハウスの施工例はこちらから

 

田中幸実さん

私はシンプルなデザインが一番と思っていて、それをNさんが理解し認めてくれたので、すべてにおいてスムーズだったと思います。とてもシンプルなプランですが、車3台分のスペースや大空間のLDKなど、Nさんの要望を盛り込むことができました。またガレージにボートを入れる家は初めてでしたが、それも楽しんで設計させていただきました。

 

一番の課題はガレージの車3台分の開口部の確保でした。これは『ザウス東京店』で実績のあった門型フレームを採用することでクリアでき、木造でありながら、これだけの開放感を得ることができました。何より、今回はNさんと田中さんの相性がよかったことに加えて、施工会社の現場監督の対応の良さもあり、とてもスムーズだったと思います。

 

ここがお気に入り
1階のギャラリーです。ガラス越しにボートを見ながら、友人たちと会話するのが一番楽しい。

ちょっと失敗
ないですね。あえて言うなら、2階の窓の開閉がもう少しできればよかったかなというくらいです。

読者へのアドバイス
家そのものに関しては人それぞれだと思いますが、自分たちの家づくりを省みれば、ザウスのプロデュースを利用して本当によかったと思います。

 

所在地奈良県
竣工2011年6月
敷地面積200.07㎡(約60.5坪)
延床面積138.9㎡(約42.0坪)
ガレージ面積50㎡(約15.1坪)
愛車2006 年式 スバル・フォレスター、2008 年式 ダイハツ・タントカスタム、マーキュリー ジャビル(ボート)
設計田中幸実建築アトリエ・田中幸実
施工株式会社 山本安工務店
プロデュースザウス株式会社・ザウス大阪店

 

ガレージのある家 vol.23 掲載

発行年月日:2011年11月15日
出版社名:株式会社ネコ・パブリッシング

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